エルメスと聞いて、あなたが最初にイメージするのはどのようなものでしょう?
バーキン?ケリー?
きっと多くの方は、高級感漂う女性向けのブランドのイメージを持たれますよね?
ところが、エルメスには女性にばかりではなく、おしゃれな男性にも支持されて、密かに人気となっているものがあるんですよ。
その人気の一つとなっているのが【フールトゥ】です。
フールトゥは、見た目はごく普通のトートバックです。
しかしながら、耐久性を考慮したしっかりとした作りや細部のいたるところに、エルメスならではのこだわりがあります。
そして、カジュアルなデザインでありながらもビジネスにも使えるのが、大きなメリットなのではないでしょうか。
そのフールトゥですが、廃盤からすでに10年以上が経過し、正規店での取り扱いはされておらず、手に入れることができるは中古市場だけとなってしまいました。
昔は、似たようなデザインの【エールライン】がありましたが、エールラインも廃盤から、中古市場に出回るっている数も徐々に少なくなり、マニアが欲しがるものとなっているようです。
勘の鋭いあなたならピンときたかもしれませんが、フールトゥも同じように希少価値が高まりつつあるようですよ。
実際、バーキンやケリーなどの女性に需要高いバッグの取り扱いが中心のエルメスのショップでは、見かけなくなったという声も聞きます。
つまり、あなたが今お持ちのフールトゥには、高額査定の可能性がおおいにあると言えるのです。
フールトゥの買取価格はどのくらい?
フールトゥの魅力は?
この記事でしっかり明かしていきますね。
需要が高まりを見せつつある時に買取に出すのもよし!なくなる前に手にするのもよし!です。
ぜひ、あなたの参考にしてただけたらと思います。
Contents
カジュアルなエルメスフールトゥの買取価格はどのくらい?フールトゥの人気の秘密は?
それでは早速、エルメスのフールトゥの中でももっとも人気がある 、MMサイズの買取価格を紹介していきましょう。
エルメスフールトゥMM オールレザー ブラック
110,000円〜120,000円
エルメスフールトゥMM オールレザー ブラウン
70,000円〜77,000円
エルメスフールトゥMM ブラック
12,000円〜16,000円
エルメス フールトゥMM キャンバス グレー
9,000円〜22,000円
商品の状態や相場の変動もありますけど、使い勝手の良いブラックの方が査定額が高くなる傾向があるようですね。
フールトゥの人気の秘密は?
フールトゥは、元々コットンキャンバスの生地が使用されており、その後、トワルアッシュという摩擦にも強い混紡のキャンバス素材に転換されて製造されるようになりました。
フールトゥの一番の魅力は、カジュアルなデザインで普段使いがしやすいバッグであることでしょう。
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布素材という事もあり、落ち着いたカラーからビビットなカラーまで揃っていますし、耐久性はもちろんのこと、3サイズ揃っているので、それぞれ違ったシーンで活躍できるメリットがあります。
フールトゥの中には、布素材以外に仔牛のレザーを使用した物もあり、こちらは高額買取も見込めます。
ですが、こちらはバッグ自体が重いので、普段使いには向かないと感じる方もいるようです。
布素材の中でもビビットカラーのフールトゥを手にすると、カジュアルなデザインの中にもお洒落な感じがでます。
信じられないかも知れませんが、フールトゥのことを
「エルメスのバッグにしては、ダサい!」
と言う方もいるようです。
でも、そんな方に限って、エルメスの製品を使ったこともなく、実際に使用したことでわかる良さを知らず書き込みをしているんですよね(;´Д`)
デザインだけでなく、長く愛用してもらえるような細部に至る丁寧な仕上げは、手にした人にしかわからないものです。
ですから、良くない書き込みは気にしないのが一番です。
カジュアルなデザインのフールトゥは3サイズあるので、活躍シーンで好きなサイズ選ぶことができます。
次にフールトゥの3つのサイズについて紹介します。
フールトゥは実用性を兼ね備えたトートバッグ、拘りの3サイズ展開!
飽きのこないカジュアルなデザインと厳選された3サイズで、エルメスファンの心を掴んでいるのがフールトゥです。
それでは具体的に、それぞれのサイズ別に紹介してみます。
フールトゥPM
22cm×30cm
3つの中では一番小ぶりなサイズで、手提げのバッグでは一般的なサイズです。
意外と小さいように思うかも知れませんが、思った以上に収まる内容量で、シルエットがとてもキレイです。
雑誌も収まりますよ。
なので、小ぶりでも収納性には無駄がありませんね。
フールトゥMM
32cm×43cm
人気のサイズで、男女共に支持されています。
3サイズの中では一番の人気のバッグですね。
ポケットも多数付いており、出かける際に必要なものはだいたい詰め込むことができます。
「やっぱり、このサイズがいい!」って思う方が多いようです。
MMは男女どちらにも人気があるサイズなので、エルメスの中でも不動の人気のバッグとなっています。
フールトゥGM
35cm×47cm
ショルダーバッグとしても使える一番大きなサイズになります。
他の2つのサイズにない特徴として、マチに付いたホックがあります。
これは型崩れを防ぐ為の整形用ホックでしたが、外して容量を増やすことで、旅行用に使い勝手を良くする目的も含まれてるようです。
3つのどのサイズにもオープンポケットとファスナーポケットが付いているので、そのようなところも使う人の立場に立つエルメスならではのこだわりですね。
多くの女性が憧れるバーキンやケリー、ガーデンパーティのように華やかな注目を浴びるバッグも、エルメスの長い歴史が築きあげた確かな証。
その一方で、シンプルなデザインながらも、男女問わず不朽の人気を誇り続けられるフールトゥは、エルメスの職人の地味な拘りとも言えるのではないでしょうか?
エルメスの歴史から学ぶ! 時代の流れをキャッチする感度を高めましょう
エルメスの歴史はというと、1837年にパリで高級馬具工房として創業し、貴族の間でエルメスの人気は一気に高まりました。
そして、自動車産業の発展に伴い、馬具需要の衰退を迎えることになっていきます。
しかしエルメスはその衰退の波に飲み込まれませんでした。
いち早く主軸事業を皮革製品へ転換し、エルメスブランドを守ることに成功したのです。
その最初の皮革製品というのが、馬鞍を収納するバッグです。
これもエルメスの歴史を印象付ける事象ですね。
高級バッグとして名高いケリーは半世紀以上、バーキンは30年以上と、長きに渡り、洗練された魅力で幅広い世代に支持を得ることに成功しました。
時代の変遷で転換すべきことと守るべき伝統を見極めたところは、エルメスのブランドを守りたい!という強い思いと確かな判断力との融合と思います。
あなたは時代の流れについていっているでしょうか?
インターネットが登場し、AIがこれまでの安定的な職業を脅かしつつあります。
それはエルメスを代表する買取においても、転換期となって押し寄せているようです。
ネット買取がその一つと言えますね。
家に居ながらにして買取って貰い、次のアイテムに買い換えるというのが現在の旬な方法であり、今後もその需要がさらに大きくなっていくのでしょうね。
ネット宅配買取の大きな特徴は、実店舗の家賃がかからないこと、人件費が抑えられること、です。
その浮いた経費部分をお客様に高価買取という形で還元することが可能になります。
ネット買取は、これからの買取の主流になる可能性が大です。
エルメスが時代の変化に乗って成功を収めてきたように、あなたも時代の流れをキャッチし、賢い選択の一つとしてネット買取を検討してみてくださいね。
フールトゥの買取のタイミングを見極めて、満足のいく結果を手にされることを願っています。
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