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女性たちに大人気の高級ブランド『エルメス(HERMES)』

エルメスの創業時は、ロゴにも出てくる馬具の工房でした。

現在でも上質な素材を使った高級馬具を製造しています。

エルメスと言えばバッグやベルト、スカーフ、香水などアイテムは多岐にわたりますよね?

今回はそんな女性があこがれる『エルメス(HERMES)』のブランドヒストリーについて詳しく解説していきます!

 

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エルメスは馬具工房から始まった!なぜバッグなども手掛けたのか?歴史を紐解きます♪

エルメスが馬具工房由来の製品だけでなく、バッグや服飾品の分野にも手掛けた理由は、「時代の流れを先読みしたから」なのです。

アメリカで車が開発され、移動手段が馬から車に変わると世界の流れを先読みしたエルメスは、馬具製作する際に使用していた上質な皮や金具を活かし、バッグや服飾品を手掛けるようになりました。

『世の中が求める高品質なもの』を製造する事で、現在でも世界のセレブに愛される・世の中の人々の憧れのブランドとして、その地位を日本だけでなく世界中に確立させているのです。

<エルメスの歴史>

1837年、テイエリー・エルメスは馬具工房をパリに開業させました。

1837年はどんな年かと言うと、日本は江戸時代の後期で、大塩平八郎の乱が起きました。(こう見ると日本の歴史は特徴的ですよね。)

高級な馬具を製造する事で、フランスの大統領であったナポレオン3世(ナポレオン・ボナパルトの甥)などセレブを顧客として持ち、発展しました。

高級な馬具の工房で発展していたエルメスは、三代目のエミール=モーリス・エルメス(テイエリー・エルメスの孫)の時に事業を拡大していきました。

移動手段が馬から車へ変わっていく事を先読みしたエミールは、馬具製造の技術を活かして上質な皮製品を造るようになりました。

そんなエルメスの転機は1892年。1892年には、エルメスの初めてのバッグである、『オタクロワ(サック・オータクロワ)』が作られました。

1927年には腕時計が作られ、1935年には『サック・ア・クロア』が発表されました。このバッグはのちにモナコの公妃、グレース・ケリーが愛用した事から、『ケリー』に名前が変更されたのです。

1937年にはスカーフの製造も開始し、図柄も自社にて考案して製造しており、一番目の図案は『オムニバスゲームと白い貴婦人』です。

その後戦争が激化し、戦時中も製造を続けていましたが、包装紙が調達できなくなり、もともと使用していたベージュの紙ではなく、工場に余っていたオレンジ色の紙を使用しました。

しかしそのオレンジの紙が好評で、戦争が終わっても使用され続け、エルメスカラーと呼ばれるほどオレンジ色の印象を強く残しています。

1947年には香水部門が設立されました。

1951年には、三代目のエミールの娘と結婚した、娘婿のロベール=デュマ・エルメスが四代目社長に就任しました。

ロベールはシルク素材のスカーフや香水の製造に重きをおいて、スカーフにおいては一枚ごとに物語が作られ、エルメスが150周年を迎えた1987年より開始された年間のテーマがスカーフのモチーフに活かさているほどです。

1961年にはエルメスを代表する香水『カレーシュ』ができます。このカレーシュは現在でも人気で定番商品となっています。

1969年にはジョン・F・ケネディ大統領夫人のジャクリーンが愛用した『コンスタンス』が発表されます。

1976年に腕時計のケリーが誕生します。(その後、スイスに時計の会社を設立し、時計の分野にも本格的に参入しました。)

1978年には五代目となるジャン=ルイ・デュマが就任。

1984年には女優のジェーン・バーキンのために作った、エルメスを代表する『バーキン』が誕生します。

1987年にはエルメス創業150周年を迎え、その後は毎年年間テーマを設け、そのテーマに沿った商品を製作しています。

1990年代に入っても勢いは衰えを見せず、エールライン、フールトゥなど代表的な製品を手掛けています。

2001年には銀座に『メゾン・エルメス』を建て、日本の拠点として展開されています。

2004年には、エルメス一族以外で初めてパトリック・トマがCEOに就任しました。これも時代を先読みするエルメスならではですね。エルメスは代表的なバッグであっても時代の求めに応じて柔軟に変化させてきました。フール・トゥは2004年に新しいモデルになり、その後2006年には姿を消し、アカプルコなどの新しい製品が登場しています。

 

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エルメスのバッグには人の名前が付けられている?バッグに人物名を付けた理由とは?

エルメスのバッグで有名なものと言えば、『ケリー』と『バーキン』ですよね。女性なら誰もが憧れますよね♪『ケリー』はモナコの公妃であったグレース・ケリーから名づけられました。『バーキン』はイギリスの女優のジェーン・バーキンから名づけられました。この話は有名ですよね。名づけの理由を紐解いていきますね♪

 

『ケリー』

ケリーはもともと『サック・ア・クロア』という名前が付けられていました。このサック・ア・クロアを1955年当時女優であった、グレース・ケリーが妊娠中のお腹を隠すために使用した事で、一躍話題にのぼりました。バッグがこの出来事により有名になったため、『ケリー』という名前に変更したのです。

 

『バーキン』

バーキンは、エルメスの五代目であるジャン=ルイ・デュマ=エルメスが飛行機で乗り合わせた、ジェーン・バーキンが沢山の荷物をかごに詰め込んで持っているのを見て、彼女の荷物を入れられるバッグをと作ったものがこの『バーキン』なのです。

 

『ケリー』や『バーキン』など人物の名前がついたバッグが多く存在しています。バッグの名前から製造秘話を紐解くのも楽しいですよね☆

 

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エルメスのこれから

今や、バッグや時計、香水、スカーフだけでなく、コラボレーションなどを含めると手掛けている分野が多岐にわたるエルメス。

THE ALFEEとのコラボレーションやビデオ・アート作品を上映させるための移動式の上映室『H BOX』を製作したり、内装をエルメスが特別に手掛けた『エクウスbyエルメス』を製作したりと様々な面を見せてくれるエルメスですが、

『世の中の求めるハイエンドブランドの名にふさわしいもの』

をこれからも私たちの提供してくれる事を楽しみにしていましょうね♪

                                   No8800-1

 

では、以下より高額買取ランキングの結果を発表します!